「犬の整体」始め時は?
「犬の整体って、何歳くらいから始めたらいいんですか?」
そんなふうに聞かれることがあります。
もちろん、シニアになってからでも遅くありません。
でも私は、「何歳になったら」ではなく、元気なうちから身体を整えておくことも大切だと思っています。
「なんか腰が重いな」
「肩が凝ってるな」
「前より疲れやすくなったな」
そんな時、人なら自然と伸びをしたり、ストレッチをしたり、肩を回したり。
「ちょっと運動しようかな」
「そろそろ整体に行こうかな」
と、自分で身体をメンテナンスすることができます。
では、犬はどうするのでしょう?
犬は、自分で「ここを伸ばそう」「身体をほぐそう」と考えてメンテナンスすることはできません。
その代わりに、今の身体でできるだけ楽に動ける方法を探します。
動かしにくいところがあれば、そこをかばう。
別の足に少し多く体重をかける。
違う筋肉を使って補う。
犬はそうやって、とても上手に身体を使いながら生活しています。
だから、見た目には元気です。
普通に歩いている。
走っている。
ごはんも食べている。
でも、そんな「かばう動き」が毎日少しずつ積み重なると、今度は頑張って補っていたところに負担がかかり、身体の使い方そのものが少しずつ変わっていくことがあります。
「まだ元気」な時こそ、身体を見てみる
「最近、座ることが増えたかな?」
「散歩の後半、少しゆっくりになった?」
「なんとなく歩き方が前と違う?」
そんな小さな変化も、身体からのサインかもしれません。
ティンクの整体では、立ち方・座り方・歩き方なども見ながら、その子が今どんなふうに身体を使っているのかを見ていきます。
そして、今ある力をできるだけ使いやすい身体に整えていく。
人がストレッチや運動、整体で自分の身体をメンテナンスするように、犬にも身体を整える時間があっていい。
「悪くなったから」ではなく、
「これからも元気に動いてほしいから」。
私は、それも犬の整体を始めるひとつのタイミングだと思っています。